どうも食材の下処理が特に苦手で、すぐに自炊をサボってしまいたくなる私です。
要領が悪く時間をかけた割にはたったこれだけ?!と驚くほどの成果しか出ておらず、挙句、暴れたんか?っていうほど台所が水浸し・・・
そんな私がなんとなく、めんどくさそうと思って手にしてこなかった食材の一つが、とうもろこし。
買ってもコーン缶か冷凍のとうもろこし。
この夏は、一度お安く購入してとうもろこしご飯を作ってからハマりにハマってよく食べるようになりました。
しかも皮付き、髭付き。
皮をむくのすら楽しくなって、今や何がめんどくさいと思っていたのか。
なぜか敬遠していたとうもろこしを身近に感じるようになったきっかけはとうもろこし茶だったかも
何を隠そう私は去年の冬に無印のとうもろこし茶を初めて飲んで以来、とうもろこし茶の虜になっていました。(知らん)
ですが、美味しいお茶は高い。
しかも毎日飲んでいたらあっちゅう間になくなる量です。
結局はお安くてノンカフェインである麦茶に落ち着いていましたが、やっぱりとうもろこし茶飲みたいなぁと思うことがよくありました。
この夏10本以上消費してやっと、今気軽に購入してる食材って、とうもろこし茶の材料じゃね????ということに気付きました。
そうと気付けば手作りせずにはいられない。
ちょうどひげつきが3本ほどありましたので、早速やってみることにしました。
適当な長さにカットしたとうもろこしのひげをフライパンで炒ります。
特にあらかじめ乾燥させたりはしませんでした。
弱火で炒る。
炒り続けていると青臭い髭の匂いから、香ばし髭の匂いになってきました。
冷まします。
(炒り作業はひげが自由気ままに散らかり放題になりますので心してかかりましょう)
冷めたら、鍋で煮出すようです。
鍋で煮ている時の匂いはもう市販のとうもろこし茶と変わらないいい香り。
中火で5分ほど煮出したら髭を取り除いて茶漉しで濾すようです。
茶漉しはない。ザルでいこか。
真ん中狙って注げば全然ザルでもいけます。
おお!ちゃんと色が出ている!香りもする!
完成!
飲んでみました。
うん、市販のやつって、しっかり美味しいんやなぁ笑
多分炒りが足りなかった。
あとは煮出す水の量に対してひげ少なかったかも。
やや青臭く、味の薄めなとうもろこしのひげ茶ができました。
飲んだ後に少しえぐみがあるような気がします。
(これちょっと苦手かもしれない)
苦手な麦茶よりは美味しいです!(負け惜しみ)
味はともあれ、夏休みの自由研究の宿題みたいで楽しかったです。
(真面目に自由研究やったことない人がいうな)
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で、ここまで書いて気になったのですが、私の初めて飲んで好きになった無印のとうもろこし茶とはやっぱり味が違うなぁと思っていたんです。
で今調べてみたら、私が好きだった無印のとうもろこし茶は原料がとうもろこしとなっていて、それ以外で買ったとうもろこし茶の原料はとうもろこしのひげ。
無印のとうもろこし茶はとうもろこしの実のお茶。
それ以外で買ったとうもろこしのひげ茶はとうもろこしのひげのお茶。
(よく見たら商品にもそう書いてあった)
同じ原料なのになぜこうも甘味が違うのかとずっと思っていたんですけど、原料の使用している部分が違っていたからのようでした・・。
どおりで今回作ったお茶がとうもろこしのひげ茶と同じような味になっていたわけです。(当たり前)
今回とうもろこしのひげでお茶を手作りしてみたことで、半年くらいに渡る勘違いも解消できました。
副産物いえ〜い。
ということで次はとうもろこしの実でお茶を作ってみたいなと思います。
(クックパッドを覗いてみたらもっと手間のかからない作り方を載せてくださっている方がたくさんいました。参考にさせていだだきます!)